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School refusal

不登校

概要Overview

文部科学省では、不登校児童生徒を「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いた者」と定義しています。
平成30年度の小中学校における不登校児童生徒数は164,528人、1,000人当たりの人数は16.9人(小学校7人、中学校36.5人)で、在籍児童生徒に占める割合は1.7%でした。北海道の1,000人当たりの人数は17.5人で、全国平均を上回っています。6年連続で増加しており、90日以上の欠席者が58.1%と長期化の傾向が認められます。

不登校

不登校の要因は、家庭に関わる状況37.6%、いじめを除く友人関係をめぐる問題27.8%、学業の不振21.6%、教職員との関係をめぐる問題3.1%、いじめ0.6%などでした。高等学校での不登校人数は52,723人、1,000人当たり16.3人で、そのうち中途退学に至った者は25.4%でした(平成30年度文部科学省調査結果)。

原因Cause

不登校は、上述の文部科学省の定義のように登校しないあるいはできないという状態像を指しており、病気・病名ではありません。不登校の要因として上述の調査結果がありますが、通常原因を一つに決めることはできません。不登校は、子供の生得的性質、親子関係、家庭環境、友人関係、教師との関係、いじめ、学習の問題などがそれぞれのケースで様々に関わり合い起こります。そして、不登校の原因を取り除いてもすぐに登校再開できないことも少なくありません。

症状Symptoms

不登校の兆候は、言語化(悩みを語る)、身体化(頭痛・腹痛など)、行動化(自傷行為、暴力)、精神症状化(不安・抑うつ)といった多様な側面に現れます(吉井)。
また、一旦不登校になると学校恐怖症というべき状態を呈することが多いです。

予防注意点Precautions

  • 上述の予兆などに早期に気づく。

    子供の様子をよく観察し、話をよく聞き、よく交流し、よく理解し、その上で対策を考える。

  • 親が先に平常心を取り戻す。

    子供の不登校という事態に接して、親が不安や焦りに駆られてしまうことが多いが、まず落ち着いて対処法を一緒に考える。

  • 子供への叱責を止める。

    不登校が続くと、「何故行かないのか」「怠けている」と親が子供を叱責することが増えてしまう。しかし、多くの場合、子供も行きたくても行けない状態なので、叱責しても登校につながらない。むしろ、親子関係が悪化し、親との交流を避け、自室に引きこもり、長期化につながる。

  • 子供を勇気づける対応を取る。

    子供自身は口には出さないが、「皆ができている“学校へ行く”ということができない自分は、ダメな人間だ」と思っていることが多い。親の叱責により、更に自己評価が下がり、抑うつ症状が強まり、不登校・引きこもりの長期化につながる。一番身近な親が、本人の辛さに共感し、本人の良いところ、できているところを見て、「今は上手くいっていないけれど、そういう時もある。あなたは大丈夫」と本人に伝え続けることが大切。

  • 楽しい話題(スポーツ、芸能、料理など)で会話し、交流を持続する。

    不登校のはじめは、登校や勉強の話は嫌がることが多い。その背景には、「学校信仰(学校へ行くことが当たり前で、学校へ行かないと人生が終わるなど)」があること。

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