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Depression in Women

女性のうつ病

女性のうつ病とは

女性に特有のうつとして、周産期に生じるものと月経周期に関連するものが挙げられます。
周産期に抑うつ症状を呈するものには、妊娠期のうつ病、産褥期にはマタニティ・ブルー、うつ病、双極性障害があります。月経周期に関連するものには、月経前症候群、月経前不快気分障害、更年期のうつ病などがあります。

女性のうつ病とは

妊娠期のうつ病

妊娠初期に多く、予期せぬ妊娠やパートナーとの関係、社会的支援の乏しさなどが主な要因です。多くは軽症ですが、産褥期うつ病の危険因子です。

マタニティ・ブルー

出産後に妊娠中に上昇していた女性ホルモンが急速に低下するため、産後3~4日目をピークに、軽度の焦燥感、不眠、食欲不振、疲労、頭痛など軽度のうつ症状が出現します。半数以上の産婦に生じ、短期間で消退しますが、産褥期うつ病の危険因子であり、その後の観察が必要です。

産褥期(産後)うつ病

出産後に、抑うつ症状の他、強い不安やパニック発作(激しい動悸や呼吸困難感が現れる)、赤ちゃんへの興味が湧かないなどの症状が現れます。重症になると、子育てが上手くできないと感じ、母子共に死んだ方が良いと思い詰め、母子心中を図ることもあり得ます。幻聴など精神病症状を伴うこともあります。

月経前不快気分障害(PMDD)

月経前不快気分障害は、ほとんどの月経周期において、月経開始前最終週に、下の症状のうち少なくとも5つの症状が認められ、月経開始後数日以内に軽快し始め、月経終了後の週には最小限になるか消退します。PMDDで見られる症状は、著しい感情の不安定性、いらだたしさ、抑うつ気分、不安緊張などや興味の減退、集中困難、倦怠感・易疲労感・気力の欠如、食欲の著しい変化・過食、過眠・不眠、他の身体症状(乳房の圧痛、関節痛・筋肉痛)などです。
有病率は有月経女性の1.8%~5.8%とされます。月経前症候群(PMS)よりも重症で、身体症状が前景に立つPMSよりも抑うつ気分や易怒性など精神症状が前景に立つ点で区別されます。

更年期のうつ病

更年期とは閉経の時期を挟んだ前後10年間を指し、日本人女性では45歳~55歳ごろです。更年期には、卵巣機能の低下により、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少し、自律神経系の働きが乱れ、この時期の女性を取り巻く心理社会的要因も相まって、更年期障害と呼ばれる様々な心身の症状が出現します。うつ病を併発することも少なくありません。

症状

次のような症状は、女性のうつ病の可能性があります

  • 何をしても楽しめない、集中できない
  • 憂うつで涙が出る(特に生理の2週間前)
  • 人と話すのが苦痛で、休日一人で過ごすことが多くなった
  • 自分はダメだと責めたり、「死にたい」と思ったりする
  • なかなか寝付くことができない
  • 何を食べても美味しく感じず、食欲が湧かない
  • 頭痛や肩こり、体のだるさを感じる
  • 息苦しさや胸の苦しさを感じる
  • 些細なことでイライラしたり情緒が不安定になったりする
  • 昼も眠くて体がだるい、食べ過ぎる(過食)
  • ちょっとした他人の言葉や態度で傷つきやすくなる

女性のうつ病の治療法

女性のうつ病と診断された患者様においても、ストレスの感じ方は一人ひとり異なるため、当院では、患者様の抱える悩みを整理し、対人関係(特に家族や身近な人などの近親者)の悩みや葛藤などに焦点を当てて一緒に考えていきます。また、女性のうつ病は、パニック障害などの不安障害や双極性障害を併発している場合も多いため、それぞれの治療と組み合わせて行っていくことが大切です。

薬に頼らない治療を目標として、抗うつ薬の投薬量を必要最小限に抑えつつ効果が最大限発揮されるよう、薬の選定や投薬のタイミングを調整することはもちろん、カウンセリングや、同じ問題で悩む仲間とのグループ療法・アサーションによってストレス対処法を習得していきます。なお、当院では、女性心理士、スタッフが在籍しています。

女性のうつ病とは

薬物療法

女性のうつ病は、通常のうつ病に加えて不安障害や双極性障害、不眠症、女性ホルモンの影響など多種多様な症状が現れるため、治療法もひとくくりにできません。そのため、患者様によって必要な薬の種類や投薬量が大きく異なるため、適切な判断のもと薬物療法を行います。また、女性ホルモン(生理)の周期に合わせた薬の調整が必要となります。

当院は、将来の健康的な暮らしを見据え、抗うつ薬の投薬量や、他の抗うつ薬への変薬、増強療法などを段階的に行うなど、医学的根拠に基づいた薬物療法によって早期の症状改善を目指しながらも、維持療法を継続することによる再発防止を心がけています。

精神療法

女性のうつ病に限らず、うつ病を患っている方は、まるで心にサングラスをかけて歩いているかのように全ての物事が暗く見えており、「自分はダメな人間だ」「こんな人間と付き合いたいと思う人はいない」「この先もつらい状況はずっと続くだろう」などと悲観的に考えてしまいます。

女性のうつ病の場合は、対人関係(特に家族や身近な人などの近親者)の悩みや葛藤への対処が解決への糸口になることが多く、対人関係療法的なアプローチやコミュニケーションスキル向上も視野に入れて治療を行います。

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