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Eating Disorder

摂食障害食行動症または摂食症群

概要Overview

摂食障害は、主に10~20代の女性がその年代の心理的ストレスに対処できないことをきっかけに発症し、拒食あるいは過食、自己嘔吐や下剤乱用などを繰り返す特徴的な病像を呈します。様々な身体合併症や精神科併存症を有することが多く、複数の診療科が治療対象としています。治療では、精神療法、認知行動療法、家族療法や栄養療法、栄養指導、薬物療法等を行います。医師以外に、疾患を理解した心理士、管理栄養士、看護師などによるチーム医療が必要です。また、家族への心理的支援と心理教育、ペアレントトレーニングが非常に大切です。そして、家族もチーム医療の一員とするような連携が欠かせません。摂食障害の治療においては、チーム医療の疾患特性を十分に理解した各専門職が、敬意と思いやりを持って患者様と家族に接します。回復には時間と労力、忍耐力が必要です。

摂食障害

分類と診断Classification and diagnosis

摂食障害は神経性食思不振症(Anorexia Nervosa AN)と神経性大食症(Bulimia Nervosa BN)に大別されます。更に、ANは制限型とむちゃ食い/排出型に、BNは排出型と非排出型に分けられます。

各症状のご紹介Introduction

拒食症

拒食症

体重増加への持続的で過剰な恐怖に陥っている状態です。拒食はその恐怖からの回避であり、過剰な運動や自己嘔吐等は不安を軽減するための行為です。また、拒食症という病気が親の愛情を集める、自分自身を守る鎧の役割をしていることもあります。そして、低体重が進むと脳機能が低下し飢餓症候群を呈します。つまり、思考力や判断力が低下し、更に強迫性が強まり、情緒不安定になります。

過食症

過食症

過食のコントロールができず、生活に支障が生じている状態で、炭水化物・脂肪への依存症の側面もあります。繰り返すむちゃ食いは、高糖分・高脂肪・高塩分食への依存症とも考えられています。患者は自分の症状に苦悩し、うつ状態を呈しやすいです。背景にADHDを有する症例も一定数あり、その場合は抗ADHD薬が奏効することもあります。

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