|
心療内科診療 Q&A
|
|
1. はじめに 一般に高齢期は喪失の時代とも言われ、疾病、貧困、孤独、生きがいの喪失の四悪の時代とも言われます。その一方、90代まで生き生きと充実した人生を送っている人もいます。 高齢者にとって、現役で活躍中の方でも、病臥に伏せっておられる方にとっても、その1日1日は取り返すことのできない貴重なものです。一回限りのこの人生をいかに生き、どのように終えようとしているのか、実りあるもの、充実したものにするために、その人なりに真剣に取り組み、努力しているにちがいない。その姿がアルコール症や、うつ状態であっても、痴呆であれ、また寝たきり状態であっても、我々は必ず同じく年をとります。若い者達は前記のような視点に立たなければならないでしょう。 急速な高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者への医療、介護、福祉、住居、施設、雇用、社会参加、さらに生きがい作りなどに今後解決されねばならぬ問題が山積しています。健全な高齢期を迎えたいものです。
|